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Maralia

Sun, 18/08/2013

 よりによって旅先でマラリアになりました。



IMG_1939[1] 
クマシ北部から空港方向の風景。ずっと天気が悪かった。クマシは赤茶色っぽいまち。





クマシに着いてその日の夜に。
夜中から寒気がして、寒いからかなと思っていたのだけど、どんどん熱っぽくなり、吐き気と腹痛と、頭痛と関節・筋肉痛。
インフルエンザのような感じです。

夜中の3時くらいに吐いて、寝れなくて、知り合いのガーナ人のおうちに滞在させてもらっていたのですが、起こすのも忍びないし、そもそも家の構造がわからないのでどの部屋をノックすれば誰がいるのかわからない。


翌日の朝早くに、具合が悪いの、マラリアかも、病院に行きたいの、と伝え、連れて行ってもらいました。
近所の一軒家を改造したような、日本人なんて誰も行ったことがないような病院。


でもマラリアはこちらでは風邪くらいよくある病気だし、むしろガーナ人医師の方が詳しいはず、と。

体重、血圧、脈をはかって、お医者さんの診察。
マラリアっぽいねーと血液検査へ。その前に血液検査のお金を払い、レシートを持って採血室へ。

結果を持ってまたお医者さんのところへ。
発熱はおさまっているけど、右のわき腹とそれに伴って腰がめちゃくちゃ痛い。吐き気がもやもや。頭痛い。


「はい、マラリアに寄生されてます」と。「結構重いですね」と。
「えー、クマシに着いたばっかりなのに、ここに何しに来たんだかわかんないですよ」
「あはは。よく食べて、よく休んで、きちんと薬飲んで、具合悪くなければ出歩いていいよ」
「本当に!いつ具合良くなるの?」
「うーん、2,3日後には落ち着くだろうけど、全快するのは1週間後くらいかな」
「人生初マラリアだよ」
「あらじゃあ記念だね。光栄だよ、診察できて。あはは。フルーツとスープを食べてね」



ということで抗マラリア薬と、痛み止め(MadeInGhanaだった!この家のお父さんによると痛み止めの成分の植物がガーナ北部にはえているらしい。化学薬品ではないのだろうか)、ビタミン剤をもらって帰宅。


IMG_1922[1] 





さっそくパイナップルを買ってくれて、寝ている間にライトスープとフフを作ってくれました。
この具合が悪いのに、油っぽいものなんて食べたくないので、ライトスープ(しかもチキン)はしんどかったけれど、なんとか少し食べ、早めに就寝。

薬を飲んで、たっくさん汗をかいて起きた翌日は少しすっきりしていました。


お世話になっているこの家は、お父さんは定年退職、お母さんはビーフパイやクッキー、ケーキを作って卸しています。
あとは夏休みの娘ちゃん。高校の合格発表待ちです。


朝早くからテラスでパイを作る彼女らのお手伝いをしながら、暖かいお茶を飲んで、疲れたらテラスにあるソファーでうとうと。



DSC_1255.jpg 



IMG_1925[1]
 







この日は一日中寝ていました。
寝れるっていうことはまだ本調子じゃなく、身体が病気と闘っているのだな。

3日目もパイ作りしながら、おしゃべり、お茶、うとうと。
ちょっと近所までたまごと水を買いに。

帰りに家の軒先でケンテ織りを作っている人発見。こんな建設中の家にそもそも住んでいるのか。ケンテ織りこんなところでやっちゃうのか。と、家まで帰ってカメラを持って戻っちゃいました。


DSC_1251.jpg 






4日目。
クマシに青年海外協力隊として来たばかりの人が活動内容を知りたいとのことでわざわざ遊びに来てくれました。
どこか外で会う予定だったんだけど、この家族とつなげてよかったかな。結果よし。

自分の話ばっかりしちゃったので、次は彼女の話も聞いてみたい。

夜は教会へ。
ここもまた建設途中で、屋根がなくて気持ちいいスペースがあるのに、やっとできたせまーい物置のような部屋でミサ。
ゴスペルまではよかったけど、だんだんみんなトランスしてきて、空気がこもって暑くて気持ち悪くなって退出。
近所から聞こえてきていたマイクの叫びやどなり声はこの祈りの声だったのね、と納得。
最後に呼ばれて私の健康を祈ってくれました。ありがとう。



5日目。
薬は昨日で終わり。体温調節がうまくいかないのか変な汗をかくけど、もうほとんど大丈夫。
ちょっとめまいと、食欲不振のみ。
あぶらもの、ガーナ料理全然食べたくないけど、食べてます。ライス&シチューとか。

今日は西アフリカ最大の市場、クマシセントラルマーケットへ。
市場というかもはや町。すごい混沌。すごい人。
娘ちゃんがいなかったら無理だな、これ。


もう具合いいかなーと思っていたら、耳鳴りと吐き気が復活したので、ものすっごく心細く不安になった。
野口英世研究所でマラリアの研究をされている方をご紹介していただき、電話するとアクラに帰って信用できる病院で検査した方がいいとのこと。付き添ってくださるとのことでアクラに帰ることにしました。感謝。


6日目。
アクラへ。トロトロで5時間くらい。ちょっとくらくら。
クマシは晴れずに昼間でも長袖だったのに、アクラは快晴!あつっ!!

野口研の教授に、なにかあったら白人はみな行くというニャホクリニックへ。
ガーナサッカー協会会長ニャホニャホ・タマクローさんの病院だそうな。ニャホニャホ。かわいい。

噂では聞いてたニャホ。どんだけ大きくて近代的なのかと思いきや、とっても普通。とってもこじんまり。

教授に診察はいらないから、血液検査だけして、マラリア原虫がすべて死んでいるかどうかだけ見てもらえばいいとのお話をいただき、2種類の血液検査を。
顕微鏡で見てマラリア原虫がいないかどうか調べるものと、マラリア原虫のたんぱく質の有無で殺虫しきったかどうかを調べるもの。なんと2つで50セディもした。2500円くらい。

腕から採血かと思いきや、薬指の先に針をぶすっと刺され、血を絞り出されました。注射の方が痛くない・・・・
検査結果は1時間後。

どっちも陰性で、無事終了。教授のお墨付きもあり、アクラに帰ってきた!という気持ちもあり、とたんに元気になったような気がしました。

くらくらするのは、薬の副作用だとか。
そのとおり、あと何日かですっかり抜けました。


マラリアになった時の症状は年齢や体力によって人それぞれだそうですが、まずは薬を3日位(薬の種類によってさまざま。説明書に書いてある)飲みきり、もう1度病院に行ってマラリア原虫が全部なくなっているか血液検査をする、という流れのようです。

殺虫しきっていないと再発の恐れがあり、日本で再発してしまうと、かかれる病院は限られているので要注意。


あとは今ガーナでもフェイクの薬が出回っているそうなので、信用できる病院や薬局で薬を買うことは大事。

薬をきちんと飲めば死なない病気なので、きちんと対処できれば、と思います。
日本人で亡くなった方もいるとか聞きますが、しんどすぎて誰にも連絡できなかったのでしょうか。そんな事態ってあるのかな。

副作用もあるし、値段は少しするけれど、予防薬を飲んで、ならないようにするのが一番だと思いました。
飲んでたのにな、予防薬。一時期耐性のあるものに変えてしまっていたから、副作用が強すぎるので3/4しか飲んでいなかったからだろうか。これからはきちんと飲もう、と予定がたくさん崩れてしまって思いました。




DSC_1254.jpg 



私のマラリア中のメモ。


「弱っていると色んな感覚が敏感になる。食べ物の味だったり、触覚だったり、音だったり。

いつもは美味しそうと思う綺麗な食べ物の写真が、今日は生々しく見えて、食べるってすごく原始的な生につながることなんだって、頭以外の場所で感じた。野菜さえなんだか動物の内臓を見るような感覚で見えてくる。もらってる生命だなって綺麗事を想うのと同時にそうじゃなくて、食べるという行為の文化的側面がぺろりとめくれ、どろりと粗野な野性が見えた。原始的欲求の圧倒的な存在感。手に負えないという意味では、神々しさとも言えるかもしれない。
そんなものに文化をまとわせて相手にしているんだな、とふと怖くなったんです。」


「クマシでお世話になったガーナ人一家と今朝お別れして、すごくさみしくなった。たったこれだけの日々だったのに。毎日食べて寝ているだけの私のことを、もうあなたは家族だからね、もう1人娘ができたわ、と扱ってくれる。なにしにクマシに来たんだか、ごめんね。と思うけど、こんな関係が築けてよかった。クマシもよその街じゃなくなった。」





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テーマ : アフリカ - ジャンル : 海外情報

07:41  |  ガーナ  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(0)

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